■札幌市清田区|ブロックラインがアクセントポイントの、土留と兼用したデザインウォール現場のご紹介です。セキスイハイムさんで建てられたたご住宅。お庭は手付かずの状態で、住宅地盤から歩道との間で、結構な高低差がある状態でした。お施主様からは、敷地の高低差を無くしてフラットにしたいので、土留を兼ねたウォール(塀)とプライベートスペースがほしいとのご要望がありました。
まず、土留を兼ねたウォールは、ブロックを積み込み、オフホワイト色の塗装で仕上げてみました。ウォールの天端はゆるやかなカーブを描いたデザインにしています。建物サイディングに入っているブラウン色と合わせて、ウォールの中にもブラウン系のブロックでラインを入れ、アクセントをつけました。ブロックはエスビックの「ベスロック・ネオ」をチョイス。縦スリットがランダムに入っているモダンなブロック材です。ブロックラインがウォールのポイントになり、オシャレなデザインウォール景観になったと思います。
アプローチと駐車スペースの横のウォールは、お客様をお出迎えするウエルカムウォールの意味合いを持たせたかったため、あえてブロックラインを入れないデザインにしています。ガラスブロックとアイアン装飾でアクセントをつけたデザインで仕上げました。
プライベートスペースはサークル平板と人工芝を敷設して、ご家族でくるろげる空間を確保。人工木デッキも設置して、リビングからお庭へ自由に出入りできるようにしています。
☆設計者から一言
この外構で一番難しかったのは、ウォール天端のゆるやかなカーブです。ある程度高低差がある場合は、比較的スームズに施工できるのですが、今回はお施主様のご希望でもありました「ゆるやかなカーブ」でした。職人さんと何度も打ち合わせを重ね、カーブラインを確認しながらなんとかきれいなカーブを描くことができました。お施主様にも大変喜んでいただきました。
使用材料
■LIXIL ウィンスリーポートⅡ4500(シャイングレー)
■LIXIL 樹ら楽ステージ+プライバシーパネル(クリエラスク)
■エスビック パエリア(サルディ)
■エスビック アクシア・サークル(ライムイエロー)
■エスビック ロイヤルパインブリック(アンクル)
■エスビック ベスロックネオ(ラスティック)